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生理痛の予防(セルフケア)

更新日:2023年10月9日


生理痛に悩む女性
生理痛に悩む人は若いほど多い傾向

ほとんどの女性が経験する生理痛。女子大学生では80%以上の有訴率があったとする調査もあります。生理のたびに生理痛がある人は20代で約50%、40代後半で約20%と、若い人ほど多い傾向が見られます。

鍼灸施術を応用した簡単なセルフケアで、このような生理痛やPMS/PMDD(月経前症候群/不快気分障害)の症状を緩和できる可能性がありますのでご紹介します。生理が始まる数日前からセルフケアを始めると効果的です。このセルフケアを行っても、なお辛い症状が残る方は鍼灸施術を受けることをお勧めいたします。


<セルフケア>

① アルミ玉を用意します。”アルミ玉の作り方”の記事を参照してください。

② アルミ玉を絆創膏に付けて、三陰交に貼ります。(両足首に1カ所ずつ)

 三陰交の場所は、足首の内側です。内くるぶしに手を置き、指4本くらい上の高さです。

 その近くを脛骨(スネの骨)の内側に沿って押してみます。

 一番痛いと感じる(あるいは一番強く感じる)ポイントがあなたの三陰交です。

③ 1日 50~100回、軽く痛いと感じる程度に押してツボを刺激します。


このセルフケアを夜、寝る前に行います。ツボを刺激したら、アルミ玉はそのまま貼ったままにして寝ます。朝起きた時、もう一度、ツボを軽く刺激してから取り外します。


足首の内側にある三陰交
三陰交

なお、以下のことに気を付けてください。

注1) アルミ玉を貼り続けないで下さい。肌を痛め、効果が弱くなる可能性があります。    衛生上、その都度、新しいアルミ玉を作り、貼り直してください。

注2) 週5日続けたら2日間、お休みします。

注3) 何らかの体調不良を感じた際にはこのセルフケアを中止してください。

注4) 免責事項: セルフケアの利用に関してトラブルが発生した場合、 利用者または第三者に損害が生じた場合であっても、これが利用者の 自己責任のもと利用されることに鑑み、当院は一切の責任を負いません。





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